【ロシアのホテル】アジムット AZIMUT Hotel Siberia に実際に宿泊した体験記

シベリア

【新情報追加】2024年5月に宿泊した時の動画をUPしました。

シベリアの中心都市ノボシビルスクにあるおすすめのホテル「アジムットホテル」です。
2015年から毎年開催される日本フェスティバルinシベリアに参加する日本からの訪問団の定宿となっております。
訪問団は20~30名で構成されており、1人1部屋の対応にしています。

「日本フェスティバル in シベリア」を開催しているのはNPO法人札幌ノボシビルスク協会です。
事業内容は公式サイトをご覧ください。

この記事を書いている人

ロシアとお付合いして30年が過ぎたMANAです。
広大なロシアの中でもシベリアとロシア極東(サハリンを含む)をメインに活動しています。
年に5回以上ロシアを訪問しており、シベリア各地のホテルに宿泊して体験記を書いています。
プロフィールはコチラからどうぞ。

ノボシビルスクのシンボルのひとつである「国立オペラバレエ劇場」とシベリア鉄道が停泊するノボシビルスク駅のちょうど中間にあります。
交通量の多い大通りから50mほど入った場所にあるので騒音はありません。

フロントは英語対応可能、ロビーはとても広く、訪問団が集合しても他のお客様の邪魔にならないです。
ロビー内には小さなお土産ショップがありますが、開いている時間が短いです。
このホテルのケーキは有名なパティシエが作っていて、ケーキを買いに来る市民がいるので、いつもショーケースには美味しそうなホールケーキが並んでいます。
フロントの並びにはバーが併設されていて、夜になるとオープンしていました。
ロシアでしか飲めないオリジナルカクテルもあるのでぜひお立ち寄りください。
私はモヒートが好きです。

お部屋のタイプも様々です。
リフォーム完了したキレイなお部屋もあれば、ベットだけ新しくて壁紙がちょっと破れている部屋もありました。
バスルームには壁に備え付けられたドライヤーがありますが、慣れないタイプなので使うのが難しいですが、大風量で速乾です。
バスルーム内の銀色のパイプは暖房用のお湯が流れていて暖かいので、洗濯物を置いておくと乾きます。

朝食会場は2階にあります。
広さは十分ありますので、混むことはあまりないです。
ここのホテルの朝食のおすすめはパンです。
とても種類が豊富で、白パン、黒パン、クロワッサン、ジャムパン、くるみパン、チョコパン、うずまきパンなどです。

美味しい料理、オシャレな空間、ちょっとリッチな気分で過ごせるレストラン。
ノボシビルスクでも有名で人気のあるレストラン「シビリシビリ」がホテルの1階に入っています。
グループで利用する場合は予約した方が無難です。
ビジネスランチでもディナーでも利用して、日本人訪問団が大満足したレストランです。

ホテルから地下鉄駅まで徒歩13分、シベリア鉄道が停泊する鉄道駅まで徒歩10分、人気のロシアレストラン「カフェ・カリャーダ」まで徒歩8分です。
ホテルのすぐ隣に地元民が利用するスーパーがありますので、ロシアのパンやお惣菜、ジュースや日用品を購入できます。
アルコール類の販売は午後10時までなので、ビールやウオッカはお昼時間に購入しましょう。
ホテルからレーニン広場までの通りは「レーニン通り」と言って、ショップやカフェ、イタリアンレストラン、中央アジア系レストランなどなんでも揃っています。
ホテルの周りを散策するだけでも楽しいです。

【新情報追加】2024年5月に宿泊

4年ぶりのノボシビルス訪問で、AZIMUT HOTELに宿泊しました。
戦時下ロシアでは海外で発行されたクレジットカードが使用できないことを知っていましたので、ホテル予約と決済をネットで事前に完了しておきました。
しかし、、、ホテルに到着してチェックインをすると、カード決済ができないと言われました。
どうゆうシステムか聞くと
ネットで予約した際に、クレジットカード情報を入力しましたが、それで決済が終了したわけではなく、チェックインの時に事前に入力したカードから決済するとのこと。
なるほど、やっぱりそうか。
想定内のトラブルだったので、ルーブルを現金で支払いました。

ロビーを見渡して変わったこと2つ
① ロビーで朝食を食べられること
ブリヌィ(薄いクレープ)と飲み物の簡単なメニューですが、朝食会場のビュッフェスタイルほどしっかり食べなくても良い方には便利かも。
私も食べたかったのですが、とうとうチャンスがなかった。
なぜか?と言うと、前日のレストランでテイクアウトしたピザとかを部屋で食べたり、スーパーでパンとヨーグルトを買ってきてそれですませたりしたので、ブリヌィを食べ損ねました。
次回は必ず、ロビーでちょっとオシャレに朝食を食べたいな。

ロビーの朝食メニュー
おみやげショップ

② お土産ショップが新しくなった
ロビーの奥にアルタイ地方特産品ショップができていました。
アルタイとはノボシビルスクの南側、カザフスタン共和国との国境にある、山脈あり、森林あり、湖沼あり、大河あり、平原ありのとにかく手つかずの大自然がいっぱいの地域です。
白樺で作られた置物、グッズ、オーガニックコスメ、食べ物ではハチミツ、ジャム、紅茶、松の実などがおすすめです。

お部屋の中で気が付いたこと
スリッパがペラペラでした。
スリッパのアッパーの部分が薄すぎて、足を入れる度にくしゃっとなって履きにくかったです。
下の写真
左が部屋にあったスリッパで、右が私が持参した使い捨てのスリッパです。
スリッパを履くたびに、ちょっとだけイラッとしますので、するっと履けるもう少しましなスリッパを持参した方が良いです。
(日本のビジネスホテルで持ち帰りOKなスリッパで十分です)
気にならない方はよいのですが、海外ではほんの少しのストレスが徐々に溜まってしまうとメンタル的にブルーになることもありますので。

左がお部屋備え付けのスリッパ
12階の部屋からのながめ

コスパが良いホテルとしてはノボシビルスクでNo.1だと思います。
シングル朝食付き1泊5,000円から予約できます。
団体割引の対応もできるホテルなので、訪問団にとっては大変ありがたい料金を提示してくれます。
個人で宿泊サイト経由で予約しても格安です。
たまに水回りが良くないお部屋もありますが、フロントに伝えるとお部屋をチェンジしてくれます。
海外の宿泊者も多いので外国人対応はまーまー良くできています。
街中にあって、格安だけどそこそこ満足できるホテルをお探しであれば、AZIMUTをおすすめします。
訪問団のみなさんは満足していましたので、文句なしだと思いますよ。

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