【ロシア旅行】2024年9月に中国経由でシベリアへ。羽田空港から北京のトランジットを経てノボシビルスクへ。

ロシア雑記

2024年9月に中国の北京大興国際空港経由でシベリアの州都ノボシビルスクへ行ってきました。
今年の5月にも同じルートで訪露していますので、あまり不安はありませんでしたが、若干変わっていることもありましたので新しい情報として記載いたします。

2024年5月の時の記事はコチラです。

この記事を書いている人

ロシアとお付合いして30年が過ぎたMANAです。
NPO法人札幌ノボシビルスク協会の理事長として、2024年5月にノボシビルスクで開催された「日本フェスティバル」に参加するため、4年ぶりにシベリアを訪問しました。
民間交流事業としての国際交流を積極的に行っています。
プロフィールはコチラからどうぞ。

羽田空港第3ターミナルより出発

国際線の便は成田空港がメインだったのがいつのまにか羽田空港第3ターミナルからの便も増えていました。
各地からの乗り継ぎを考慮すると、大変便利になりましたね。
私は新千歳空港から羽田空港へ、第1ターミナルから無料送迎バスにて第3ターミナルへ移動しましたが、成田空港まで行くよりずっと楽ちんで体力温存できました。

中国南方航空

11:00 羽田空港第3ターミナル3階の出発ロビー、Nカウンターへ行ってみると、すでに荷物を置いて順番待ちをしているグループがいたので、近くのスタッフに「どこに並べはいいですか?」と確認して、列に並びました。
通常、搭乗手続きが始まるのが12:40なので、まだ1時間40分もあるのですが、早めにチェックインをして制限エリアの免税店でお土産を買ったり、食事をしたかったので並びました。

12:30 カウンターが開き、搭乗手続きが始まりました。
最終目的地がノボシビルスクなので、ノボシビルスクまでのチケットを見せて、パスポートに添付してあるロシア入国ビザの確認をされました。
預け入れ荷物(スーツケース)はノボシビルスクまで行くので、トランジット用のピンクのタグにパスポートNoと名前、連絡先を記載します。
荷物タグの控えはチケットの裏に貼り付けられます。
そのタグに「PKX-OVB」と書いてあればOKです。

13:00 保安検査場を通過して出国

制限エリアに入って左側へ進むとフードコートがあります。
そこでうどんを食べました。

搭乗口は105番で一番右端になります。
結構歩きますよ。

15:45 羽田空港発中国北京大興国際空港行き CZ648便
ほぼ満席のフライトでした。

座席指定ですが、前方部分は有料ですが、41番より後ろはチケット購入時に無料で指定ができます。
離陸して30分くらいするとピーナッツとドリンクが配られ、
17:30には食事の提供、ポークかチキンの2択でチキンをいただきました。
チキンの味付けが美味しかったです。デザートは抹茶のケーキで完食したらお腹がいっぱいになりました。
パンはテイクアウトしてトランジットホテルで食べました。

中国到着

羽田空港から飛行時間4時間の予定でしたが、少し早めに到着しました。

北京大興国際空港

18:20 北京大興国際空港到着
飛行機を降りて出口へ向かって歩きます。
トランジットビザをGETして、中国に入国してトランジットホテルに宿泊します。

中国に入国せずに乗り換えする場合は出口ではなく「トランジット」へ向かいます。
次の便までトランジットエリアに滞在することになりますが、ソファで寝ることに抵抗がない方、体力がある方、ホテル代を節約したい方はコチラでも問題ないです。

中国トランジットビザ

中国を経由して第3国に行く場合、トランジットビザを取得して中国に入国することができます。

2024年5月に行った時と変わっていたこと。
トランジットビザ申請の窓口の場所が変わっていました!

入国審査の一番左の奥になっていました。
そして、以前はグループ単位で申請窓口で手続きができたのですが、今回は1人づつでした。

申請書に記入し、番号札をとることなく列に並べば良くなりました。
書類がきちんとそろっていればスムーズに終わります。
パスポートに臨時入境許可のシールが貼られたら、次は入国審査に並びます。

トランジットホテル

19:10 中国に入国しました。
到着ロビーから2階に上がり、東方面へと進んでいくとターミナルの一番奥にトランジットホテル「AEROTEL」があります。
シングル素泊まり1泊9,500円です。
6時間の短い滞在ですが、ベットで身体を休めたいし、少しでも睡眠をとって明日の移動に体力を温存するためにホテル泊にしました。
ターミナル内にある唯一のホテルなので早朝のトランジットには最適です。

2024年5月の北京トランジットの動画はコチラです。

中国からロシアへ

早朝3時にホテルを出てターミナル4階の出発ロビーへ。
S7航空のカウンターはすでにオープンしていてチェックインが始まっていました。
私は事前に座席を指定していましたので(有料)スムーズに手続きが終わり、保安検査場へ進みました。

3:30 荷物検査を通過。
荷物検査は厳しくチェックされるので、手荷物から電子機器類(スマホ、iPad、バッテリー、カメラなど)は必ず出しておきましょう。

スターバックスコーヒー、マクドナルドがありますのでここで朝食も食べられます。
私はスタバでラテ30元(660円)を飲みました。
マクドナルドにはおかゆもありましたので、早朝の胃にやさしい朝食になります。

S7航空でノボシビルスクへ

暗かった空も朝6時には朝日が出てきました。
いよいよロシアへ向かいます。
長い1日の始まりです。

6:05 出発予定でしたが、到着便が遅れたので少し遅延。
6:50 S7航空5724便でノボシビルスクへ

S7航空はワンワールドのアライアンス加盟が2022年に停止になったのですが、機体にはまだoneworldのマークがありました。
そのままにしておくのはロシアあるあるです(笑)

ほぼ満席の機内、1時間後にはサンドイッチとドリンクのサービスがありました。
パッサパサのサンドイッチの具はチキンとキュウリで、かたいパンの耳だけ残しました。

【ミニ情報】
S7航空の座席指定はすべて有料です。
前方座席の方が料金が高いので、そのせいか前方は比較的治安が良いと言われています。
窓側と通路側が購入され、当日の搭乗手続きの時に真ん中の座席が割り当てられる感じです。
例)北京ーノボシビルスク便の座席指定料金(片道)
一番前の足元の広い席  8,000円
前方座席窓側又は通路側 1,200円
後方座席窓側又は通路側   600円

ロシアのノボシビルスク到着

ノボシビルスクの空港は「トルマチェボ空港」と言います。
シベリアのハブ空港です。
国内線ターミナルはリニューアルされて大変キレイになりました。

シベリアの風

10:20 ノボシビルスク・トルマチェボ空港に到着
出発が遅れたにもかかわらず、4時間30分のフライトでした。(通常は5時間)

入国審査はいつも並びます。
1人づつブースにはいりますが、そこで時間がかかります。
質問などは全くありません。
パスポートと出入国カードを渡されて入国です。

日本で預けた荷物を無事に受け取りました。

空港を出ると、シベリアの気持ちの良い風が全身にあたりました。
天気はくもり、気温は14度で若干肌寒さを感じました。
羽田空港を出発した時は32度の気温でしたから、18度の温度差です。

お迎えのチャーターバスに乗り、ホテルへ向かいます。

あとがき

現在、日本からロシアへの直行便がないのが残念ですが、中国経由であれば問題なくロシアへ行くことができます。
北京大興国際空港からはロシア極東のウラジオストク、イルクーツクをはじめ、モスクワにも直行便があります。

中国での乗り換えが面倒ではありますが、書類がそろっていればトランジットビザはすぐに出ますし、ホテルを予約すればほんの少しでも睡眠が確保できて元気に旅が続けられます。

早朝の便でノボシビルスク到着が午前中ですので、午後からの時間が有効に使えます。
ホテルの様子やツアーの様子は次回の記事で。

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