イルクーツク郊外観光 木造建築博物館≪タリツィ≫

シベリア

木造建築博物館≪タリツィ≫

バイカル湖畔に向かう途中、イルクーツクから47km、車で1時間の所にある屋外博物館です。
シベリアの少数民族の歴史や伝統、18世紀当時の暮らしぶりを再現しています。
入場料は大人300ルーブルです。

マップです。
とにかく広いです❗
ゆっくり見ると半日はかかりそうです👟👟👟
ガイドの案内で数ケ所をピックアップして1時間ほどの駆け足でした。

「ザルビンという農民の屋敷」
長さ11m、直径36cmの丸太を用い寄棟造りで建てられました。
窓枠を都会風に飾り、家と同じ高さで作った門にも屋根があります。

タリツィ博物館の見どころのひとつは「要塞」ですね。

要塞には8つの塔があります。
スパスカヤ塔の門の上のバルコニーは礼拝堂を兼ねており、イコンが飾られています。
バルコニーの床には隙間があり、そこから銃口を向けたり、攻めてくる敵に熱湯や熱した樹液をかけて追い払ったそうです。
屋上には監視塔が建てられ、
その前の壁にはロシアの国章である双頭鷲が掲げられています。
その国章は東向きになっており、
東方のシベリア地方に広がるロシア権力を表しているそうです。

要塞の壁は高さ4.6m、土に1.8m埋めてあります。
壁の材料にはカラ松を使い、梯子から落ちた敵がけがをするように、壁の丸太の先端は尖らせてありました。

「ロシア人の村」
のんびりとした雰囲気です。

どーしても、顔出ししたい衝動に駆られてしまいました💡

小学校の教室です。
建物内は、廊下、教室、教師の食堂、教師の寝室に仕切られています。
教師は住み込みだそうです。

おみやげ屋さんがいっぱい並んでいました。
マトリョーシカのお顔はぜーんぶ違いますので、お気に入りがありましたら記念におひとつどーぞ。

ばいかるあざらしちゃんを買いました。
150ルーブルです。

みつめられちゃったんだもん💕

森を抜けるとアンガラ川です。
空気がとってもおいしかったわぁ~😃

全ての建築物を紹介できませんが、
穀物などの備蓄倉庫、当時使われていた農耕器具が展示されていますし、
少数民族の生活様子がよくわかる博物館です。

ブリヤート人をはじめ、エベンキ民族、トファラール民族などの家があります。

「木造建築博物館タリツィ」
バイカル湖へ行く途中ですので、天気がよければ立ち寄ってみてください。
のんびりとまったりと歩きながら、
18世紀のシベリアへタイムスリップしてみるのも楽しいです。

入口に貼ってあった料金表です。
ロシア語表記しか見当たりませんでした。
以下、日本語訳です。
1.入場料
  団体ツアーの入場料 1名 300ルーブル
  個人の入場料    1名 250ルーブル
  小中高校生・大学生・障がい者・年金受給者・退役軍人・添乗員 1名 100ルーブル
2.写真とビデオを撮る場合は追加料金 1名 50ルーブル
3.駐車場料金
  バス  1台 100ルーブル
  乗用車 1台  50ルーブル
  

  

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