旅行の目的はズバリ「動物園」です。
開園から閉園までずっと動物園に滞在して推し動物を眺めて下さい。
2019年5月2日~6日の4泊5日のツアーの様子を公開いたしますので、今後、同じツアーが企画された場合に参加を検討されている方の参考になれば幸いです。
ロシアとお付合いして30年が過ぎたMANAです。
広大なロシアの中でもシベリアとロシア極東(サハリンを含む)をメインに活動しています。
2016年からNPO法人札幌ノボシビルスク協会の理事長をつとめ、シベリア地域との交流事業に積極的に取り組んでいます。
プロフィールはコチラからどうぞ。
成田空港からノボシビルスクまでの直行便は日曜日のみのため、ゴールデンウィークを利用してのツアー日程では合わなかったため、往復とも経由便になりました。
1日目
12:45 成田空港第2ターミナル3階 Rカウンター付近に集合
参加者のみなさんは全国各地から集まりましたので、当日成田空港に来た方や、前日到着して空港近くのホテルに泊まっていた方もいらっしゃいました。
出国手続きのあと、搭乗口に向かいました。
14:35 S7航空6442便にて出発
飛行時間2時間50分
軽食サービス(サンドイッチ)がありました。
18:30 ロシア極東のハバロフスク到着
日本との時差は+1時間
入国審査に1時間くらいかかり、全員が無事に入国したあと、空港出口で待機していたチャーターバスに乗りホテルへ向かいました。
ハバロフスク空港からホテルまでは30分ほど。
20:00 ホテル到着。
荷物をお部屋に置いた後、みなさんと近くのスーパーに夕飯を買いに行きました。
ゆっくりレストランで食事をする時間もないのでお惣菜を買って各自お部屋で食べることにしました。
私はパンとロシア風ポテトサラダとリンゴ2つ、ペプシコーラを買い、お部屋で紅茶を飲みながら食べました。
ハバロフスクで泊まったホテル
「オーロラホテル」 Гостиница “Аврора”
Leningradskaya St, 18, Khabarovsk, Khabarovsk Krai, ロシア 680000
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23:00 就寝
1日目の添乗員の感想
参加者のみなさんとリアルに会うのは初めてですが、ロシア入国査証(ビザ)を取得するためにパスポートを郵送したり、メールでたくさんやりとりしていたのですでに仲良くなっており、初対面という感じがしませんでした。
参加者は全員おひとり様参加でしたので、お互いに自己紹介したり推し動物の話で盛り上がっていて、ひとつのグループとしてまとまった感があり、楽しいツアーになる予感がいっぱいです。
2日目
6:10 ホテルのロビー集合
ホテルでの朝食が間に合わないため、ホテルがテイクアウトの朝食を用意してくれました。
パン2種類とヨーグルトとアップルジュースでした。
チャーバーバスでハバロフスク空港国内線ターミナルへ
(昨日到着したターミナルとは別の場所になります)
6:30 ハバロフスク空港到着
カウンターでスーツケースを預けてチェックインをすませ、保安検査場を通過して、搭乗ロビーで待機します。
8:05 S7航空5238便にて出発
飛行時間5時間15分
機内食はうぅーーーん、美味しくなかったです。
10:20 ノボシビルスク空港(トルマチェボ空港)到着
日本との時差は-2時間
ロシア国内線なのでパスポートコントロールもなく、スーツケースを受け取ってすぐに出口へ
ノボシビルスクのパートナーである「シベリア北海道センター」のスタッフが出迎えてくれました。
チャーターバスにてホテルへ。
12:00 ホテル到着
ホテルは市内中心部にあります。
お部屋に荷物を置いたあと、みなさん一緒にチャーターバスでノボシビルスク動物園へ
ノボシビルスクで泊まったホテル
「アジムットホテル」 AZIMUT HOTEL NOVOSIBIRSK
Ulitsa Lenina, 21, Novosibirsk, Novosibirsk Oblast, ロシア 630000
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13:30 ノボシビルスク動物園到着
動物園のセミナー担当のユリアさんが入口で出迎えてくれました。
本日16時からセミナーを開催することになったので、それまで自由行動とし、時間になったら集合というスタイルにしました。
各自入園チケットを購入し、いざ推しを目指してGO
16:00 動物園スタッフによるセミナー
ツアーを募集した時の目玉となるイベントです。
プログラムには「動物園関係者との座談会など」と記載しておりました。
募集当時はどのようなスタイルになるか模索しており、動物園を見学するだけではなく、動物園関係者との交流があればスーパーニッチなツアーになるだろうという考えでした。
ユリアさんのセミナーは大変興味深く、参加者のみなさんも積極的に質問しておりました。
ココでしか聞けないお話ばかりで本当に貴重な体験でした。
18:00 チャーターバスにて動物園からホテルへもどる。
19:00 ホテルから歩いてロシア料理レストラン「КОЛЯДА」(コリャーダ)へ
ノボシビルスク市内に数店舗あるロシア料理レストランで、料理が美味しくて価格も良心的です。
お店の雰囲気も良く、時間によってはコンサートやダンスもあり、コスプレもできちゃいます!
いつも訪問団が利用していてコスプレも楽しみます。
ロシア料理レストラン「КОЛЯДА」
Ulitsa Vokzal’naya Magistral’, 15, Novosibirsk
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21:00 徒歩でホテルへ戻り各自お部屋へ、おやすみなさい。
2日目の添乗員の感想
目的地のノボシビルスクに無事に到着できて何よりです。
ノボシビルスク動物園で推し動物に会えて感動している参加者のみなさんを見て、私もとても嬉しくなりました。
動物園スタッフの貴重なセミナーも、ロシア料理もすべてに満足いただき本当に良かったです。
3日目
自由行動の日です。
観光に行きたい方にはガイド付きのツアーを用意していましたが、観光はしないで全員動物園へ行きました。
みなさん、一日中動物園で過ごしていました。
ランチはどうしたかというと、動物園内にカフェもレストランもあります。
大きな串焼き(シャシリク)は1本400円~600円です。
ソーセージやピザなどもありますので、ちょっとした腹ごしらえに良いです。
夕方頃にホテルに戻り、となりのスーパーで夕飯のお惣菜を買ったり、ホテル1階にあるレストランやジョージアレストランで食事をした方もいました。
3日目の添乗員の感想
何か困ったことやトラブルがあればヘルプしようと待機しておりますが、何事もなくみなさん元気に動物園で過ごしていました。
推し動物と過ごす時間を妨げないように、私は現地のスタッフと次回の訪問団のプログラムを作ったりしていました。
4日目
最終日です。
みなさんと相談した結果、午前中は動物園へ行って、午後はお土産を買うためにショッピングに出かけようということになりました。
14:00 動物園から戻りホテルのロビー集合。
ガイドと一緒に市内中心部をお散歩しました。
ノボシビルスクのシンボルである国立オペラバレエ劇場とレーニン広場を通り、地下鉄で大型ショッピングモール「ガレリア」に向かいました。
その向かいには市民の台所となっている中央市場があり、お土産にロシアのお菓子や松の実、ハチミツなどを買いました。
ショッピングモール「ガレリア」 Gallery Novosibirsk
Новосибирск улица Гоголя 13 ТРЦ “Галерея, Novosibirsk
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ホテルに戻り、荷物をまとめチェックアウトの準備。
ホテルはレイトチェックアウトの手配をしてありますので、ギリギリまでお部屋を利用でき、のんびり休むこともできました。
20:00 チャーターバスにてホテル出発
21:00 ノボシビルスク空港(トルマチェボ空港)に到着
搭乗手続きをすませ、出国審査を通過し、搭乗ロビーで待機
23:15 S7航空5203便にて出発
飛行時間5時間35分
ノボシビルスクの夜景を見ながら深夜便の空の旅
4日目の添乗員の感想
ノボシビルスクに到着してから3日間、天気も良く動物園日和でした。
みなさんまだまだ推し動物を見ていたいようですが帰国がせまってきました。
滞在中はトラブルもなく楽しい時間を過ごせたことを嬉しく思います。
あとは飛行機の中で睡眠をとって、ロシア極東のウラジオストクまで飛びます。
5日目
おはようございます。
7:50 ウラジオストク空港に到着しました。
飛行機の中はなかなか熟睡ができないタイプですのであくびがでます。
いま乗って来たノボシビルスク⇒ウラジオストク便と、これから搭乗するウラジオストク⇒成田便は航空会社が違うので、一度スーツケースを受け取り、再度搭乗手続きをします。
乗り継ぎまで3時間しかないので、空港内で待機しました。
9:00 成田空港行きのアエロフロート航空SU5480便の搭乗手続き開始
ウラジオストク空港は国際線と国内線が同じターミナルにあり、1階が航空会社の搭乗手続きカウンターで、2階が保安検査場、3階が出国審査と搭乗口となっています。
大きな空港ではありませんので、迷うことはないです。
11:00 SU5480便にて出発
飛行時間2時間15分
12:15 成田空港到着
みなさん、お疲れ様でした!
5日目の添乗員の感想
あっという間の5日間でした。
トラブルもなく、体調不良もなく元気に帰国できました。
みなさん、本当に動物が好きすぎる方達でしたので、このツアーの目的である「動物」をキーワードにお互いに尊重し合い、協調性をもって過ごしていただけました。
究極のニッチなツアーである「ノボシビルスク動物園ツアー」にご参加いただき誠にありがとうございました。
食事について
ホテルの朝食
海外旅行では食事が合わないと心配の方もいらっしゃると思います。
ロシア料理はだいたいは日本人の口に合うと言われています。
朝食はホテルでのバイキング形式なので、食べられるものだけをチョイスして無理をしないのが良いですね。
パンも数種類あって、ロシアの黒パン、日本の食パンより硬い白いパン、クロワッサン、パンケーキ、クレープなどです。
チーズ、ハム、サラミ、ウインナー、サラダ(キュウリ、トマト、パプリカ、オリーブ)
目玉焼き、肉団子風、餃子風、肉じゃが風、〇〇風ものがたくさんあります。
ヨーグルト、コーンフレーク、シリアス、グラノーラ
フルーツ(リンゴ、バナナ、スイカ、パイナップル)
ホテルの朝食は品数も豊富なので楽しく食事ができました。
ジョージア料理
ジョージア料理のレストランに行きました。
日本ではなかなか食べられない料理がたくさんあり、いろいろオーダーして取り分けて食べました。
おすすめはなんといっても「ハチャプリ」です!
「ハチャプリ」はもちっとしたパン生地にチーズが入っていて、上にはとろけるチーズと半熟の卵黄がのっています。
パンをちぎってチーズと卵黄をからめながら食べる絶品料理です。
サラダ、メイン料理、デザートまでどれも大変おいしゅうございまして、ジョージア料理のファンになりました。
あとがき
ツアー参加者のみなさんから動物愛をたくさん受け取りました。
私ももっと動物のことを知りたいと思ったので、日本の動物園巡りをしようと決心しました!
まずは地元の「円山動物園」の年間パスポートを購入して月に2回くらい行くようになりました。
そのあと、マヌルネコ巡りをしようと思い、まずは「旭山動物園」へ。
日本で出会った初めてのマヌルネコはグルーシャ君でした。
2021年11月には神戸の王子動物園と動物王国へ行ってきました。
「マヌルネコに会いに神戸へ行った来た」動画はコチラになります。
今回は2019年5月のノボシビルスク動物園ツアーの様子をご紹介しましたが、2019年10月にもノボシビルスク動物園ツアーを催行しましたので、その時の様子は別記事で投稿いたします。