2026年5月にロシアのシベリアにあるノボシビルスクに行ってきました。
ウクライナ侵攻から4年が経過し経済制裁も続く中、ロシアの物価はどうなったのか?
ロシアと言っても首都のモスクワや第2の都市サンクトペテルブルクではなく、シベリア地方の中心都市ノボシビルスクの物価事情を現地からレポートします。
ロシアとお付合いして30年が過ぎたMANAです。
2024年に3回、2025年にも3回シベリアへ行き、毎年日本フェスティバルを開催するなど民間交流を続けています。
今まで築いてきたシベリアとの信頼関係を大切に、これからも友好関係の増進に努めていこうと思っています。
ボルシチ、ペリメニ、モヒートが大好き女子です。
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ルーブル高で感じる日本の円安
円安生活が続いてかなり経ちますが、ロシアの通貨ルーブルで支払いをする際も相当の円安を痛感します。
どんな感じでルーブル高になっているのか?
1ルーブルはいくらか?

過去3年間で見ると、私のシベリア渡航は2024年5月、9月、11月、2025年5月、9月、10月、2026年5月の7回になります。
赤い〇印をご覧ください。
ちょうどシベリアに滞在していた時のレートです。
右肩上がりにルーブル高になっています。
日本円からルーブルへ
現在、経済制裁の影響でロシアでは日本で発行されたクレジットカードは利用できません。
ほとんどの日本人は現金決済になります。
そのため、滞在中に必要なロシア通貨ルーブルを入手しなければなりません。
ノボシビルスクの銀行では日本円からルーブルへ両替が可能です。


ノボシビルスクの同じ銀行で両替をしました。
左が2024年5月23日、右が2026年5月19日の両替証明書です。
実際のレートを見ていきましょう。
2024年5月、60,000円をルーブルに両替すると36,420ルーブルでした。
レートは1.64です。
2,026年5月、300,000円をルーブルに両替すると139,500ルーブルでした。
レートは2・15です。
ルーブルの上昇率は31%です!
銀行の両替の数字をみて円安を実感します。
訪問団のみなさんのつぶやき
2年連続参加の方で、毎回30,000円をルーブルに両替していた方が
「あれ?去年はもっとルーブルが多かった気がするわぁ~」と。
1年前は16,500ルーブルだったのに今年は13,000ルーブルしかない。。。。。。
ウオッカの値段
ロシアと言えばウオッカ、、、これは一昔前のことです。
ロシア人はいつもウオッカを飲んで酔っ払っている、、、これは古いイメージです。
アルコールはウオッカだけではないし、ウオッカを飲まないロシア人はたくさんいます。
とはいえ、ウオッカの値段で円安を痛感しましょう。
写真は同じスーパーの同じ棚で、2025年11月と2026年5月に撮りました。


2025年11月にはウオッカ1本は499ルーブルでした。
当時のレートは1.8なので、900円です。
2026年5月にはウオッカ1本は564ルーブルに値上がりしていました。
レートは2.15なので、1,210円です。
ウオッカ1本を1,000円以内で買えるのと、1,000円超えて1,200円ではやはり高く感じてしまいます。
おにぎり1個が172円
2026年5月、ショッピングをするとき頭の中では、「ルーブル×2よりちょっと高い」と計算しています。
すると、、、、
2年前、1年前とはかなりの差がでてきて、
「えっ!こんなに高かった?」
「あれ!日本より高くなるっこと?」がほぼ毎回生じます。
スーパーのおにぎり1個の値段はほぼ変わっていませんでした。
一番安いおにぎりが79.9ルーブルです。
(以下、日本円はルーブル×2.15で計算しています)
79.9ルーブル×2.15=172円


おにぎりの味
2年前は130円で買えたのに、今年は172円になりました!
おにぎりの大きさは同じ、クオリティも同じなのに、、、円安のために高くなった!
おにぎりの味はどうかというと、中身の具によって好き嫌いが分かれると思いますが、ツナは日本のおにぎりとほぼ変わりませんでした。
サケは日本でいう鮭フレークっぽい具でした。
ごはんも大丈夫です。
美味しいとは言えませんがまずくないし、普通に食べることができます。
海苔もほぼ日本と同じですが、もしかしたら韓国のりなのかな~?
次回の渡航でおにぎり研究してきます。
おやつのドーナツは116円


ドーナツは54ルーブル=116円
去年は100円以内で食べた美味しいドーナツが100円超えになっちゃった。
スーパーの乳製品コーナーはとにかく広く、ヨーグルト、飲むヨーグルトの種類が豊富です。
私の大好きなブルーベリー入りヨーグルトは48ルーブル=103円
レストランでの豪遊は散財になる
毎年何度もノボシビルスクに行っているのでお気に入りのカフェやレストランができました。
ただ、新しいレストランの探検も大好きなので、地元民から情報をGETして開拓します。




大好きなジョージアレストラン「БАТОН」です。
レモネードとヒンカリ、ハチャプリを女子2名で食べて料金は2,130ルーブル(4,580円)




今回の渡航で発掘した新しいレストラン「МАМА ДОМА」
ボルシチとビーフトロガノフをいただきました。
とっても美味しかったし、お店の雰囲気も可愛いくてリラックスできました。
ボルシチ470ルーブル(1,010円)
ビースフトロガノフ1,020ルーブル(2,200円)
カフェにて
レストランより気軽に食べられるビュッフェスタイルのお店があります。
よくランチで利用します。


レーニン広場近くの「Лавлушка」
ボルシチ+ポテト+クリームソース掛けミートボール+黒パン一切れ+コーヒー=557ルーブル(1,200円)
カレイの香草焼き+マッシュポテト+紅茶=360ルーブル(774円)


マーケット隣接の「ГАСТРОКОРТ」にあるロシア料理カフェ
ボルシチ+チキンハンバーグ+フライドポテト+ジュース=411ルーブル(884円)
ほぼ毎日ボルシチを食べています。
ビーツは食べる血液と言われるだけあって、食べると体調が良くなるのです!
あとがき
私が初めてシベリアを訪れた頃は、「ロシアは物価が安い」という印象が強くありました。しかし現在は円安とルーブル高が重なり、日本円で考えると決して安いとは言えません。むしろ商品によっては日本より高く感じる場面も増えています。
牛乳やパンなどの生活必需品は以前と比べて大きく値上がりした印象はありませんが、日本円に換算すると確実に負担は増えています。
カフェやレストランで食事をすると、一人当たり1,000~2,000ルーブルは普通です。
日本円にすると2,000~4,000円程度になります。
もちろんモスクワやサンクトペテルブルクではさらに高くなりますが、シベリアの中心都市ノボシビルスクでも物価の上昇を感じる場面が多くありました。
一方で公共交通機関や地下鉄の運賃は依然として安く、市民生活を支える料金は比較的抑えられている印象です。
今回の訪問で最も強く感じたのは、「ロシアの物価が急激に上がった」というよりも、「日本人にとってロシアが安い国ではなくなった」ということでした。
以前は『ロシアなら日本より安く生活できる』という感覚がありましたが、2026年のノボシビルスクではそのイメージはかなり変わっています。
円安が続く限り、本当ならもっと安いはずなのに、、、という感覚は消えないでしょう。
毎年ノボシビルスクに3回渡航しています。
ノボシビルスクのことなら何でも聞いて!と言えるくらいになりました。
ホテル、レストラン、カフェ、観光地情報は毎回アップデートしています。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻に対する経済制裁の影響で日本からロシアへの直行便はありませんが、中国経由を利用すればロシア各地に入国できます。
現在、ロシアから日本へのインバウンドが過去最高を記録しており、多くのロシア人観光客が中国経由ルートを利用して来日しています。
料金も安く、慣れてしまえば経由便でも問題ないです。
現在はロシア渡航はハードルが高くなっていますが、ツアーを利用すると便利です。
ロシア入国ビザ取得や航空券購入、ホテル予約もすべて旅行会社が手配します。
次回のロシア訪問について
次回のロシア渡航は2026年9月になります。
ちょっとでもルーブルが安くなっているといいな~と期待しちゃいます。
ロシアの現状を自分の目で見たい、肌で感じたい、日本では報道されないシベリアの今を知りたい、という方、現地のみなさんとの交流を楽しみたい方向けのツアーをご用意いたしました。

詳細については、NPO法人札幌ノボシビルスク協会の公式サイトでお知らせします。
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